≪コラム≫馴れ合いにならない対話って?

今回のコラムは、セミナー参加者から寄せられたご質問にお答えします!

 

寄せられたのは、こんなご質問でした。

「意思疎通などが円滑にできるようになり、職場の雰囲気も良くなったとして、 馴れ合いグループにならないかが心配。なにかよい対策は?」

 

皆さんはどのように考えますか?

 

「馴れ合い」が職場で起きる要因を考えてみました。

推測にすぎませんが多分言えるのではいかと感じたことは、なんのために職場のの雰囲気をなんのためによくしておくのか、そしてなぜ保ちたいのか、を 忘れてしまうことです。

 

職場の雰囲気をよくする目的は、あくまでもチームの生産性向上(維持)の ためですよね。

ちょっと横道にそれるようですが、「生産性を上げる」という結果を出すために なにが必要か?を整理してみたいと思います。

 

「生産性をあげる」ためには、まずそれを実現する「行動」が必要です。

しかし、人の行動というのはそう簡単に変わりません。 変えようとする動機、モチベーション、理由、いろいろ必要になってきます。

ですので、新しい「行動」を実現させるには、それが大事だという考え方、共通の 価値観といった「思考」も必要です。

さらに、この「思考」を支えるためには、信頼するメンバーのいうことだから安心、 といったような「人との関係性」がなくてはなりません。

よいチームワークが形成されているチームでは、この循環がグッドサイクルと して回ります。

 

たとえば、

1.互いに尊重し、話し合い、アドバイスし合う関係をつくる(関係の質)

2.気づきや発見があり、価値観が共有される(思考の質)

3.互いに耳を傾け、言うべきことをいい、安心してすべきことに取り組める(行動の質)

4.生産性があがる よい成果が出る(結果の質)

5.信頼関係が高まる(関係の質)

6.もっとよいアイデアがうまれる 価値観が強化される(思考の質)

といった具合です。

 

ところが、馴れ合うチームでは、たとえば「言うべきことを言わない」という 行動が目立つかもしれません。

それは、「言うべきことはいうことが大事」という思考が共有されておらず、 「言うべきことを言い合える関係」が築かれていないということに起因します。

ですので、馴れ合わないためには、まずは「いったい何のために?」を忘れずにいたいと強く思います。

 

また、「関係の質」を保つ(馴れ合いにならない)ためには、 「正しい考え方」に基づいた「必要な行動」が必要で、そのうえで「よい結果」を 実感できることも大切です。

さらに、「関係の質」を高めていくと、そのレベルは次のようになるのだそうです。

 

レベル1 必要最低限の関係を築く (質が低い)

レベル2 属性・個性を知りあう

レベル3 悩みを分かち合う      ↓

レベル4 目的を共有する

レベル5 価値観が同化する    (質が高い)

 

このレベル設定をみていて、私はだからこそ、相手の主張に耳を傾け、正しく 聞き取る力や、自分の主張を正しく行う力を使った具体的な行動が必要なのだと 感じました。

 

何のために、相手の話を聴くのか? ただ、仲良くしておくため(必要最低限のつきあい?)なのか、 価値観を共にするためなのか。

常にこれらのことを念頭においておくこと。 長々と書いてきましたが、 馴れ合い防止のために大切なのは、実はこの1点なのかもしれません。

 

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