≪コラム≫氣質とは何?(1)

「気質体験会」を共催くださっている気質診断士協会さまから寄稿いただき、コラム連載がスタートします!

 

「気質」を学ぶことで、コミュニケーションやチームビルドがスムーズになり、自分の価値観を大切にしながら周囲の人とよい人間関係を構築するのに役立てられるのだ、としたらどうですか?

具体的にどういうことなのか、知ってみたいと思いませんか?ぜひお楽しみください!



一般社団法人氣質診断士協会の松岡です。

先月末からケイキャリアパートナーズ様と共催で氣質体験会を開催するようになりました。記念すべき第一回では、面白い!仕事に使えそう!むちゃくちゃはまりそう!など満足度の高い感想を頂戴することができました。

ではそもそも氣質とは一体なんだと思いますか?

私たちの協会では、その人本来が持つ良さや魅力、傾向を統計学的に導き出したものだと考えています。卵でいうと黄身の部分ですよ、と表現しています。白身の部分は育った場所や環境、後天的に形成されていくものですが、本質的なものがある程度導かれるというふうに考えています。またお誕生日から導き出すので「占いでしょ?」と敬遠される方もおられるのも事実ですが、お誕生日で人生は決まらないと考えていますし、導かれた氣質をどのように生かしていくのかという点では他の心理学と同じようなスタンスを取っています。お誕生日で導き出す≠占い、お誕生日で導き出す=面倒なアセスメント不要な心理学、というふうに考えています。

質問に答えましょうという時間が取れない時や、作為的な回答を避けるために、アセスメント不要というのはとても便利だと思いませんか?

また氣質を分類する際に用いる「陰陽五行思想」は、これこそ占いではなく東洋に5000年以上伝わる思想、哲学です。中医学、薬膳にも用いられていますし、暦や相撲の土俵、茶道や神道でもこの思想がベースになっています。東洋人である日本人なら知っておきたい教養といってもいいでしょう。

還暦や青春も、この陰陽五行から紐解くと面白い発見がありますよ。


氣質には大きく分けると、陰の氣質=サポーター・フォロワーの氣質、陽の氣質=リーダーの氣質があります。

上司と部下の関係において、上司=陽の氣質、部下=陰の氣質というケースももちろんあるでしょうが、逆の場合もあります。また陽の氣質同士ですとぶつかり合いが生じ、陰の氣質同士ですと大きな物事が決まりにくい、進みにくいという傾向があります。

ただし実際の社会ではそれでは業務に支障がありますので、陽の氣質同士が組めばどちらかが「仮の陰」を演じ、陰の氣質同士ですと同じくどちらかが「仮の陽」を演じ、業務を遂行することとなります。

リーダーシップという観点からは、陰の氣質のリーダーがリーダーシップが取れないというわけではなく、陰ならではのフォロワー、サポーターのように周りを巻き込んでいく、包み込んでいく、そのようなリーダーシップの形を取る傾向が強くなります。決して、陰の氣質だとリーダーになれないとは考えないでくださいね。

 

これは夫婦関係にも当てはまります。氣質は職場の人間関係だけでなく、家庭や友人関係にもすぐ応用できることで、より身近に感じて頂けるツールだと私たちは考えています。

次回は五行それぞれの傾向をお伝えしますね。


ケイキャリアパートナーズでは、気質診断士協会様と共催にて、10月より毎月「気質体験会」を開催しています。

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